DITA
2月15日付のCIDM(Center for Information-Development Management)のBest Practices Newsletter(論文集のようなものです)を見ていたら、 The 2014 CIDM survey showed a marked decrease in the number of organizations publishing to PDF. というくだ…
Kimberさんの反論の主要部分は次のようなものです.(和訳は私の勝手な意訳ですのであらかじめご了解ください.) I am sensitive to these issues: It is a necessary effect of indirection that it adds complexity to the development environment: auth…
以前紹介した"Linking to a shared topic in a specific publication"という再利用topicが異なるmap(bookmap)に存在した場合、それへのリンクをどのように表すのか?というスレッドに出ているのですが、DITAの再利用に関する議論があります. Linking to a…
昨年の秋のDITA Fest 2014で、来るべきDITA 1.3の紹介がありました.その中で別のbookmapへのリンク、いわゆる分冊間参照がDITA 1.3では出来るようになるというお話がありました.しかし私にはにわかに信じられませんでした.分冊間参照というのはxrefでやろ…
XMetaL10が発売になっています. http://xmetal.com/content-xmetal-author/ 10.0の特徴はいろいろありますが、その中にスキーマトロンのサポートがあります. Schematron support – Perform additional validation by applying ISO Schematron rules to a d…
JoAnn Hackosさんが成功のカギとしている次のカギは "Mapping out your re-use/reconfigure strategy in advance" 「前もってあなたの再利用/再構築戦略の詳細な計画を立てる」 というものです. このJoAnn Hackos博士のプレゼンの最初に紹介されている、CID…
ちょっと外れた話になります.もう数年前だったと思いますがdita-usersでDITA-OTがいろいろ言われたことがあったと記憶しています.曰く「処理が遅い」「JavaとXSLTとantの組み合わせではCMSへのインテグレーションがうまくできない」などなど.DITAの処理系…
JoAnn Hackosさんが成功のカギとしている2つ目の項目は、 "Truly understanding the value of being able to reconfigure your content" です.曰く 「あなたのコンテンツを再構築することが出来る価値を真に理解する」 というものでしょうか.なかなか奥深…
JoAnn Hackosさんが成功のカギとしている最初のカギは "Adopting single sourcing, and creating modularized, topic-based content" と記述されています.いわく「シングルソースを採用し、モジュール化したtopicベースのコンテンツを作成する」.(何かそ…
年明けは出勤日からインフルエンザにかかってしまい最悪でした.高熱でほとんど寝たきり状態が続きやっと治った次第です.さてそうこうしてやっと出勤できるようになると、Comtech ServicesのJoAnn Hackos博士のWebinarがあるというメールをいただきました.…
何をいまさらtopic/titleと思われるかもしれません.でも最近いろいろなスタイルシートを見ていて、意外と理解されていないのではないのかと気が付きました.topicがmapからtopicrefで参照されていたとすると、これからPDFを作ろうということでXSL-FOを生成…
DITA-OT DayでEliot KimberさんがRELAX NGでの特殊化の例を示しておられたので、自分も試してみようと思いました. DTDでは本家のOASISならばtopicの公開識別子は "-//OASIS//DTD DITA Topic//EN" ですが、特殊化した場合はOASISのものとは異なったものであ…
去る11月18日~19日にドイツのミュンヘンのHoliday-Inn Munich Centreで開催された、DITA Europe 2014に続いて、11月20日に同じ会場でoXygenのSyncroSoftの主催による初めてのDITA-OT Dayが開催されました.私もDITA Europe 2014の展示に参加させてもらった…
昔、DITA Open Toolkitがまだ1.4とかだったときはmapやtopicに日本語ファイル名を使用するのはとても無理だったように記憶しています.でもこの頃はDITAを使用するお客様も増えてきて、中には日本語ファイル名を使用する場合も多々あるようです. 私もずっと…
DITA 1.3はOASISでの検討も進んでいて、その経過を次のURLからダウンロードして見ることができます. OASIS Darwin Information Typing Architecture (DITA) TC Public Documents https://www.oasis-open.org/committees/documents.php?wg_abbrev=dita https…
DITA-OTが標準で使用しているのはJavaのXercesというパーサーです.XercesはXNI(Xerces Native Interface)のいうインターフェースを提供しており、RELAX NGを使用する場合、 ① RELAX NGで書かれたスキーマから属性と既定値を関連付けるマップを作成する ② …
DITAとRELAX NGについてもう少し勉強しましたので、書いてみたいと思います. DITAのスキーマにRELAX NGを導入することは突然降って沸いたのではなく、すでに2010年頃からoXygenのSyncrosoftのメンバーとEliot Kmberさんにらによって進められてきたものです…
DITA 1.3からのRELAX NGのサポートということで、少し気が付いたことがあるので書いてみたいと思います.それはいわゆるMicrosoftアーキテクチャを使用しているXMLエディタやCMSのことです.(私の独断と偏見と、下手をすると「妄想」も入っているかもしれま…
DITA 1.3は2015年の第1四半期を目標に開発が進められているようです.先だってDITA 1.3の概要を紹介するWebinarが開催されましたが、そのプレゼンテーションが以下で紹介されています. Recording of DITA 1.3 Webinar now available https://groups.yahoo.c…
以前topicのid属性はそのファイル内でユニークであれば良いということを書きました.それではDITAではtopic以外の要素のidはどうなっているのでしょうか?実はパーサーでは検証できない複雑な条件があります. まずtopic以外の要素のid属性はDTDではIDではな…
DITA-OTをリビルドするのはまだ開発がsourceforgeで行われていた頃一回やったことがありましたが、GitHubに移ってからはやったことがありませんでした.今回お客様からの要望を実現するためにDITA-OTをリビルドする機会がありましたので紹介します.と言って…
もう6年前の自分のコードを読んでいたのですがどうにもわからない点が出てきてしまいました. それはtopicの上位にrequired-cleanupがあるがごときのコーディングが存在することです.おぼろげな記憶をたどってみたのですが、確かに何かお客様から指摘されて…
前回挙げた 1.もっとXSLTスタイルシートの技術がなくとも出力スタイルをカスタマイズできるようにすること. 2.部分的なスタイルの変更をDITAの特殊化やスタイルシート自体の修正なしにできるようにすること. という試作品として、これを可能とするため…
少し前のDITA Usersに次のような表題の投稿がありました. best way to go from DITA to attractive PDF? https://groups.yahoo.com/neo/groups/dita-users/conversations/topics/34717 いわく「DITAから魅力的なPDFを作る最も良い方法は?」というものです…
DITA-OTを使っておられるお客様から「最近遅いんだよね~」などという話をうかがうことがあります。 DITA-OTは[DITA-OT]/build.xmlとそこから呼ばれる[DITA-OT]/plugins/[プラグインフォルダの名前]/build.xmlで定義される処理を順に実行するApache antを使…
以前からやろうとして出来なかったことに多言語組版があります。一つのスタイルシートで、いくつもの言語を扱えるようにするという多言語組版ではなくて、一つのドキュメント中に複数の言語のパートが存在して、それを一つのスタイルシートでちゃんとハンド…
oXygenのサポートに聞いてみました。すぐにRaduさんから回答が返ってきて、saxon:parseを2回使えばエスケープを元に戻せること!ナルホドそうですね! 次のようなサンプルを作ってみてうまくゆきました。削除された内容で要素が入れ子になっても大丈夫です。 <xsl:template match="processing-instruction('oxy_delete')" priority="2"></xsl:template>…
それでも一度は挑戦してみました。oXygenのoxy_delete処理命令からの要素の復元です。 ことの発端は、XSL Listにあった投稿でparse-xml-fragment()という関数が使えそうだと言うことでした。 で以下のようなスタイルシートを作ってみました。
oXygenのchange tracking機能は削除の結果を処理命令の中に保存して、PDFに出してもXMLインスタンスとしては最新の状態で見られるようになっています。処理命令は通常はコンテンツとしては無視されるからです。これは優れていると同時に逆に処理命令を解釈し…
お客様からスタイルシートの仕様をPDFでいただくのですが、元はDITAで作成しているそうです。プロジェクトが進むに従いQ&Aのやり取りを反映して、仕様書も改訂されてゆきます。それ自体はよい事なのですが、私の方では新しいPDFを受け取るたびにため息が出て…