2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

XSLT 2.0で便利になった機能(47) xsl:value-ofのseparator属性

この前、次のようなデータから <div> <span>りんご</span> <span>みかん</span> <span>バナナ</span> </div> 次のような出力を得るのにposition()関数を使う例を紹介しました. <fo:block>【りんご,みかん,バナナ】</fo:block> もしspan以下に<i>や<b>などの要素がないか、あっても無視できる場合、もっと簡単にできます.それは<xsl:value-of>を使用す</xsl:value-of></b></i>…

position()関数を使う

最近他の方の書いたスタイルシートを見ることがあるのですが意外とposition()関数を使っていないようです.ご存知の方にとってみればなんでもないのですが、便利な使い方があるので紹介します. 例えば次のようなデータ構造があったとします. <div> <span>りんご</span> <span>みかん</span></div>…

JoAnn T. Hackos博士のワークショップ

仕事が超忙しいので、1月にリーダーからDITA Festa 2013に誘われたときはどうしたものか悩みました.でもDITA Festaは数年前に一回行ったきりでしたので今回思い切って参加させてもらうことにしました.今年は2月7日~8日で会場は箱崎のIBM本社でした. まず…

XSLT 2.0で便利になった機能(46) xsl:templateのmatch属性

テンプレートとmatch属性はXSLTスタイルシートの核をなす構成要素です.match属性の中身はパターン(pattern)と呼ばれます.ここには一般的にはパスのパターンを書きます.例えば <xsl:template match="p"> はp要素にマッチした処理を記述します. <xsl:template match="p[string(@outputclass) eq 'normal']"> はouputclass属性が"normal"のp要</xsl:template></xsl:template>…