やっぱり使うなら一番新しい「ヤツ」がいいんじゃないか?と思ってDITA-OT(DITA Open Tool Kit)を4.1.2から4.2に上げてみました.
でもですね、こういうメジャーなバージョンアップの時はやっぱりいろいろ問題があるようです.私のプラグインのXSLTスタイルシートがxsl:messageで出しているメッセージがログ上でちょん切られてしまいました.
DITA-OT 4.1.2
[xslt] [WARNING][General 001W] No template is defined for this element. element=indexterm
DITA-OT 4.2
[WARNING] No template is defined for this element. element=indexterm
えっ!削られたところはテンプレートを示す名前とメッセージ番号です.これが出てくれなければデバッグできませ~ん!
致し方なくGitHubのDITA-OTのQ&Aにポスト
Plug-in specific xsl:message has been changed in 4.2
github.com
そういえばリリースノートにそれらしきことが書いてありました.
CLI message improvements
開発者のJarnoさんは良かれと思って実装したんでしょうがプラグインを作る側では困りものです.やっぱりDITA-OT使うならメジャーバージョンアップのあとのリビジョンアップしたヤツがベターなようですね.
※ ちなみにOxygen( https://www.oxygenxml.com/ )のRaduによれば、この手の質問をポストする先だったGoogle Group( http://dita-ot-users@googlegroups.com )はもうdeprecatedなんだそうです.DITA-OTについては、 https://github.com/orgs/dita-ot/discussions がイイそうです.