2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Occurrence Indicatorの使い方(2)

このまえOccurrence Indicatorについて少し書きましたが、どうも私の認識は甘かったようです.何が甘かったかというと、世の中には「必ずしも意図しない誤った使い方」が存在しているからです.特に?と*のxsl:paramでの使い方です. 例えば以下のようなコー…

Scalaのmatch式(4)

要素+属性のマッチングに挑戦してみました.マッチングには要素の場合と同様に、case Elem(~)のコンストラクタパターンを使用します. object Elem extends Serializable http://www.scala-lang.org/api/current/index.html#scala.xml.Elem$ This singleto…

Scalaのmatch式(3)

Scalaのコンストラクタパターンでネームスペースを含む要素のマッチングがちゃんとできないものか試してみました.まず作ったのは次のようなプログラムです. import scala.xml.Elem import scala.xml.NamespaceBinding object matchTest { def main(args: A…

Occurrence Indicatorの使い方

先日レビューのために何年も前のコードを読み返す機会がありました.恥ずかしながら自分のコードを見ても理解できない箇所があります.それは、変数のSequenceType Syntaxにおける、OccurrenceIndicatorの使い方です. SequenceType Syntax http://www.w3.or…

Scalaのmatch式(2)

ScalaでXMLリテラルを使ったmatch式を試してみました.作ったのは次のようなちょっと恣意的なテストプログラムです. def main(args: Array[String]): Unit = { val doc = <nsb:block xmlns:nsb="urn:block"> <nsi:inline xmlns:nsi="urn:inline1" seq="1">phrase1 <nsi:inline xmlns:nsi="urn:inline2" seq="2">phrase2 </nsi:inline> </nsi:inline> </nsb:block> val nodeS…

Scalaのmatch式(1)

最初にScalaのmatch式を見たいと思います.有名なMartin Odeskey教授は邦名「Scalaスケーラブルプログラミング(インプレス刊)」で次のように記しています. 「Scalaのmatch式を使えば、他の言語のswitch文と同じように、いくつかの選択肢(alternative)か…

VBチームのブログ(2)

VBチームのブログの言わんとするところは次のようなことではないかと考えられます. 1.XMLファイルをコピーする抽象クラスをつくる.XMLの構成要素を個別にコピーする処理はすべて実装する. 2.このクラスを継承した目的の処理を実装するクラスを作る.…

Fatal Error! Too many nested apply-templates calls. The stylesheet may be looping.

もしご覧のあなたがXSLTスタイルシート開発者で、このメッセージにお目にかかった経験がおありならたぶんなんとかこの障害を乗り越えたのではないかと思います.でも今回私は非常にドジを踏んで、解決にはやたらに時間をかけてしまいました. それはDITA-OT…