2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

DITA⇒よくわかりません!(その2)

前回conkeyrefの例を紹介しましたが、すこし補足します.conkeyrefは間接的なトピック、マップ、その他のトピック中の要素へのコンテンツ参照です.前回はトピック中の要素から他のトピック中の要素を参照していました.ですのでキー定義は必ずトピックを指…

DITA⇒よくわかりません!

DITAの仕事をさせていただいておりますが、「DITA知ってますか?」と単刀直入に聞かれたら「まだ駆け出し者で、わからないことだらけです.」と答えざるを得ません.DITAというのは、確かに世界で多くの先進企業に使用されているのでしょうけれども、ある意…

XSLT 2.0で便利になった機能(50) every式をつかう.(その2)

以前every式を使う例を紹介しましたが、今回もう少し効果的なところで使用する例がありましたので紹介します.以下のXMLをご覧ください. <section> <div group="フルーツ" id="idりんご"> <span>りんご</span> </div> <div group="フルーツ" id="idみかん"> <span>みかん</span> </div> <div group="フルーツ" id="idバナナ"> <span>バナナ</span> </div> </section>

XSLT 2.0で便利になった機能(49) node()*とdocument-node() (その2)

先だって <div> <span>りんご</span> <span>みかん</span> <span>バナナ</span> </div> と書いて <xsl:variable name="div_seq" as="node()*"> <xsl:sequence select="/div/span[1]"/> <xsl:sequence select="/div/span[2]"/> <xsl:sequence select="/div/span[3]"/> </xsl:variable> と書くと、node()*に…

XSLT 2.0で便利になった機能(48) node()*とdocument-node()

XSLT2.0でシーケンスが導入されて大変便利になりました.変数をxs:integer*、xs:string+などと定義できるとプログラミングの自由度が格段に向上します.さてそれではnode()*はどうでしょうか?これもまた便利なのですが、document-node()とどう違うのか?た…

XML Schema 1.1とXerces,Saxon

2012年4月5日にXML Schema 1.1はW3Cの勧告になりました.見逃すことができないのが、XSD1.1で新たに加わったAssertionの機能です.この機能を使うとXPath 2.0で制約条件を記述してコンテンツを調べ、満たさない場合はAssertメッセージを出すことができます.…