Windows 7 + 5576-002

お客さんの会社ではずっとWindows2000を使ってこられたのですが、いよいよWindows 7に移行するとのこと、日経のニュースで読みました.私のマシンもメインがPentium 1.7GHz 512MBという貧弱なマシンだったのですが、お客さんのWindows 7移行のテストのために、テスト用ということで新規にWindows 7マシンを買ってもらうことができました.(あと開発用にDELLCore2 Duoのデスクトップもあります)
 
今はPCを買うとたいていUSB接続の安物のキーボードがついてきます.私はキーボードだけは変なこだわりがあって昔のIBMのキーボードを使っています.今使っているのは、5576-C01と5576-002です.開発用のDELLのマシンはすでにPS2に見切りをつけていて、USBの口しかついていません.悔しいのでUSB→PS/2変換アダプタをつけて、5576-C01をつけています.世の中では、通の人は5576-A01を使うらしいです.私もA01はヤフオクで2台も買ってしまいましたが、残念ながらA01は私にはキータッチが堅すぎるようで机の引き出しにしまいっきりです.5576-C01は安物のカシャカシャという音が不評のようですけれど、キータッチが私にはちょうどいいみたいです.
 
さてもうひとつの5576-002ですが、ALPSのメカニカルスイッチのキータッチは私にとってはたまりません.Windws XPでは最初はkbdibm02.dllを使ってそのまま使っていました.しかし、5576-002の致命的な弱点「左ALTキー」が使えないのはどうしても我慢ができません.思い切って、ネットでQuckeyを作ってくれる方を探して作ってもらいXPにつないでずっと使っていました.
 
 
さて、問題はWin7です.おかげさまでショップブランドのマシンのマザーはまだPS/2の口をちゃんと出していてくれました.つないで見るとバッチリです.おかげさまで、XPからWindows 7へ5576-002の引越しができました.(残念ながらUSB→PS/2変換ケーブル経由だとQuckeyは動かないのです)
 
会社全体ではテスト用途やサーバーなどマシンが多く使われているので、使い古した安物のキーボードが机の下に山ほど積まれています.そんななかで5576-C01、5576-002はいっこうに壊れる気配もありません.やはり昔のPCの初期に金をかけてつくられたキーボードは違うなと思います.
 
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 (写真はWindows 7で動かしているIBM 5576-002キーボード)