DITA 1.2の要素一覧

この前出張でお客様のところに行くときに行き帰りのバスの中でDITA1.2の要素一覧を作ってみました.もうDITAは1.2が出て久しいのですが、今までお付き合いしていたお客様がDITA1.1止まりだったので、ついつい1.2の勉強がなおざりになっていました.これではイカン.知らなければ何も出来ないと一念発起した次第です.
 
作ったのは何の工夫もないExcelの表ですが、いざやってみようとすると、DITA1.1のときと比べて非常に大変です.DITA1.1の仕様書は最初に目次があって全要素と属性が一覧になっていてこれをうまく使ってコピー/ペーストすれば一発だったのですが、DITA1.2の仕様書はこのように都合の良いつくりの目次がありません.しかたがないので一要素づつPDFを「めくり」ながら要素を調べて作って行かねばなりませんでした.
 
いざ作ってみると結構な要素の数です.まずその分野でないと使わないであろう「教育訓練用」が141くらいあります.これを除いても、約395要素あります.こんなの使いこなしているお客様は居るのかな?新しい要素は使いこなすにはオーサリングしてみて、そしてDITA Open Toolkitの出力を検証してといろいろやらねばならないからです.
今、要素/属性ごとにコメントをつけてお客様のところに出す準備をしています.このコメント抜きのものをサーバーに上げて置きます.もし興味はある方がおられましたらどうぞ.

 
 
(追伸)
コメントをいただいて恥ずかしながら初めて知りました.DITAコンソーシアムにDITA1.2の日本語訳があります.
 
 
誰でも自由に見られるそうです.是非ご利用ください.