惨敗!TLM200デビュー

TLM200の登録が済み、タイヤも新品になったのでさっそく標高1331mの近くのT山に行ってきました.近くにもトライアル場もどきの場所はあるのですが、小さな河川敷の庭みたいなところで、2ストのRTLが群れをなして走り回っているだけです.やっぱりトライアルは自然の中でというのが私の「信念」で、最近は行ったことがありません.(ホントはマシンも歳もかなわないので行きづらいだけですが...)
 
さて、T山は南と西、そして北の登山路があります.南と西は頂上付近で合流します.しかし南は急峻な登山道で人でも大変、トラ車では到底歯が立ちません.いつも行っている西の登山路から行くことにしました.
 
ここ数年TYS125Fを最後に行っていなかったので、大変懐かしく、良い天気の中を林道で高度を上げます.途中から登山路に入りますが、最近は登山者も少ないらしく道が荒れていてトラ車では結構つらいものでした.
 
最初の登山路で数回転倒、気が付くとコーナーで体が内側に入ってしまう、倒木を越えるのに抜重のタイミングが合わず後輪を取られる.やっぱり体がついてゆきません.あげくのはてに細くて急なつづら折れの先をトラバースで走りきるところ、なんと雨で道が崩落していてあっという間に後輪をすべり落としてしまいました.こうなるともう古(いにしえ)ののトラ車の重量と私の体力ではとても元の位置に戻せません.
 
しかたなく、なんとか元の道にすべるようにして下りて、北の登山道から登ることにしました.こちらは徒歩で20分で、ほとんど電車道、トラブルもなく山頂へたどり着けました.T山は東が南アルプス、西が中央アルプスがならぶ非常に見晴らしが良い山頂です.しばらく山頂の芝の上で昼寝をさせてもらいました.
 
さて帰りは、最初の登山道に途中からはいり、なんとか下ってゆきましたが、なんということのないところで前輪を取られて転倒、その際胸を強打し、今まで感じたことのない痛みを受けました.なんとか家までたどり着けましたが、痛みが取れません.女房が心配して救急外来へ行ってレントゲンをとりました.医師の話だと、肋骨は問題なしということですが、痛みが取れるまでは運動禁止ということで、女房から「バイクは見て楽しむだけにしろ!」と怒られ2ヶ月はTLMはエンジンをかけられないことになってしまいまいました.やっぱり~の冷や水といったところでしょうか?無念!