著者は日本ユニテックの中山幹敏さん, 奥井康弘さん.この本はまだ会社の私の机の隣の本棚に入れてあります.基本的なことを忘れると毎回取り出しては見ます.おかげでもうボロボロになってしまいました.大変お世話になりました.この本は〈下〉の青本もありますが、こちらは内容的に難しすぎてイマイチでしたネ.見ることはまれでした.XSLTやXMLスキーマは別の本を読んだほうがいい気がします.
このまえ社長が来てXMLの関係者で会議をしたとき、「XMLの本って最近は何が出ているのか?」という話になりました.Amazonで見たんですが、XMLがこれだけポピュラーになっているのに、どうもその手の新しい本は出ていないように思われます.(出てたらすみません.)
この本は初心者にマッチしているのかどうかはわかりませんが、私にとっては最新の技術動向がわかりやすくふれられているので良いと思っています.例えばXML Schema 1.1やXSLT 3.0などの最新のテクノロジーです.あとLINQの話なんかものっています.和書ではまずこういうのがまとまって載っている本って見かけません.System.Xml~LINQは面白そうなので、Visual Studioでコードを書いて(いえ、サンプルコードはあるんですが、たいていC#です.私はVisual Studioでは根っからVB派なのでVisual Basicにいちいち書き直しているのです)試しています.
出版社のWroxのサイトを見ると、今は