XSLT 2.0 and XPath 2.0 Programmer's ReferenceのE-book

実は恥ずかしながら電子書籍というものを買ったことがありませんでした.ところが以前に買ったXSLT 2.0 and XPath 2.0 Programmer's Referenceですが、元々大型の本で1300ページもあるため、ついに背表紙の部分から壊れてしまいました.古本でもう一冊買おうかとも思いましたが、ともかく重くてかなわないので電子書籍E-book)にすることにしました.電子書籍ならプログラミングしていながら見ることも簡単だからです.

XSLT 2.0 and XPath 2.0 Programmer's Reference, 4th Edition

AmazonだとKindle版だけのようだったのですが、Wroxの直販だとPDFとEPUBKindleがすべてアーカイーブされたファイルをダウンロードできます.今回これを買ってみてみました.以下各々のフォーマットを見てみた感想です.

PDF版

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一番ガッカリしたのがPDF版でした.なぜかというと紙の本の再現という意味では一番良いのですが、目次も索引も一切リンクがついていないのです.このため目的のページにゆくためにはクリック一発ジャンプということができず、ページ番号を入れて、まさに本のページをめくるように移動しなければなりません.あと機能はAdobe Readerのものをそのままつかうということになります.ここは可もなく不可もなくといったところです.

EPUB

Adobe Digital Edition 2.0で見ました.(他のリーダーはまったく知りません.)EPUBは目次からちゃんとリンクも出来るし、表示もそれなりです.ちょっと閉口したのはプログラムコードに薄い背景色がつき、すべて下線がついていたことです.何かデザインを間違っているとしかいいようがありませんでした.Kinlde版も同じでしたので、出版社の側でそういうスタイルにしてしまったのでしょう.

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KindleはあのAmazonタブレットを持っていなくてもWindowsでも見れるのですね!

Kindle for PC

早速使ってみると、自動的にThe New Oxford American Dictionaryがダウンロードされ、単語を選択するだけでポップアップですぎ辞書が引かれて内容が表示されます.さすがAmazonです.至れり尽くせりです.

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あと検索の機能もPDFやDigital Editionより早くて使いやすいです.

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さてコーディングしながらどの版を見るかというとやはりKinldeに軍配があがります.やはりAmazonがやっているだけあって、使いやすさを考えるならPDFやDigital Editionを凌ぎます.という訳でKindleXSLT 2.0 and XPath 2.0 Programmer's Referenceを見ながらコーディングに励みたいと思います.