ちよっと報告が遅くなりましたが、1月12日にXMLエディタのoXygenは13.2が出ています.
私はメンテナンスを買っているので、今のライセンスのままでバージョンアップできました.13.1からのマイナーバージョンアップなんですが、普段XSLTスタイルシートをすべてこれで作っている私からするとスゴイ変更がありました.以下が13.1の画面です.ちょっと配色が平凡ですね.
ところがこれが13.2になると次のようにガラッと変わります.
何が変わったかというと、XPathは青色の太字+斜体で、関数は黒の斜体で、変数は紫+太字で、文字列リテラルは濃い目の青で色分け表示されるようになりました.XPathの太字+斜体はちょっと見づらいですが、それでもこれだけ色分けしてくれると、変数名に"$"を付け忘れてXPathでありもしない要素を参照しちゃったなんていう初歩的な間違いはまずなくなります.
oXygenを使う前は、スタイルシートはすべてEMエディタでコーディングして、例えばDITA-OTでplug-inとして動かしてみるというように作っていたのですが、普通のエディタではとかくコーディングミスが多く、スタイルシートのコンパイルエラーをとるのに1/3は時間を取られていたという按配でした.oXygenを使うようになって、スタイルシートはSaxonで瞬時にvalidationされますので、このような作業はまったくなくなりました.今ではもう手放せません.EMエディタも優秀なエディタでライセンスを32bitと64bitの二つもライセンスを買っていますが、さすがにXML専用エディタには及びません.(でもさっさと直したいときにはoXygenは立ち上がりが遅いのでEMエディタにしています.)