DITA 1.2

ちょっと前になりますが、12月14日OASISでDITA1.2がStandardとして承認されました.以下のURLにニュースがあります.
 
 
肝心の1.2の仕様ですが、以下からダウンロードできます.仕様書の日付は12月1日となっていました.
 
 
#ちょっと宣伝!このPDF版は私の勤務先の会社のFormatterで作成されています.PDFをReaderで開いて、CTRL+Dで文書属性を見ると作成アプリケーションが表示されます.W3CのXSLの仕様書はRender-X(http://www.renderx.com/)、DITA 1.1の仕様はXPP (http://en.wikipedia.org/wiki/XML_Professional_Publisher_(XPP))に取られていたのでやはり自社製品をこういう仕様書に使ってもらえるとうれしいです ^_^;
 
DITA 1.1では、定義されている要素数は約290個だったのですが、DITA 1.2になると、約530個に増えています.結構な増え方です.これに属性も加えて全部インプリメントしたスタイルシート書くとすると大変ですね.私はDITA 1.1は必至にスタイルシートを書いたのですが、要素1個に対して5分で出来てしまうものから、何日かかっても出来ないものまで様々でした.しかし、一個一個の要素のテンプレートを書くためにDITAの仕様を必至に読む、これが大変に勉強になりました.
 
さて海外ではDITAを導入している企業は結構あるようですが、日本では本家のIBMを除けばまだまだ数社ではないでしょうか?今後もっと普及しても良いのではないかと思います.