母の手伝いで野沢菜のお葉洗いをしました．昔は近所の段丘に湧き清水がありました．そこで常会中の家が集まって清水から湯気が出るなかを、冷たくて切れるように感じる手で洗って一輪車で運んだものですが、今はもう清水も枯れ野沢菜を漬ける家も少なくなりました．今では家の給湯器でお湯が沸かせるので、本当に楽です．あっという間に20kg近くの菜を洗い終わりました．小さい頃は野沢菜の漬物とお茶と御餅が冬の名物でした．今では子供もあまり野沢菜の漬物（お葉漬）は食べてくれなくなりました．私にとってはなくてはならない母の味ですが、もう伝えることは難しいかもしれません．
