春のしるし

先週は4日間にわたって大雪が降りました.私の住んでいる長野県南部は比較的雪が少なく、天気予報で県庁所在地の長野市が雪でも、こちらは晴れていることが多いのです.東西の山だけは雪で真っ白ですが、ふもとは全然積もっていないこともめずらしくありません.ふもとや里で降る雪を里雪と呼んでいます.冬が後半になると必ず里雪が降ります.この時期の里雪は「ドカ雪」です.それまで舞っていた程度の雪のにくらべると雪かきが必要なほど本格的です.雪かきは一回では済まず何回もやらなければなりません.私は久しぶりの雪かきですっかり腰をやられてしまいました.
 
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そんな先週の雪でしたが、一週間であっという間にほとんど消えてしまいました.残っているのはもう北側の陽の当たらないところだけです.今週用事で隣の部落へ出掛けると、道端にもう福寿草が咲いていました.福寿草が咲くと、しみじみうれしくなります.私たちのところでは、春の来る「しるし」だからです.福寿草は住宅地から狭い山へ上がる道路の道端に2箇所かたまって咲いていました.両側にはなぜか大きな石が福寿草を守るように並べておいてありました.きっと誰かが車よけに置いてやってあげたのでしょう.
 
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