うちは農家ですので、耕起、代かき、田植えも無事終わり、除草剤も撒いて梅雨になれば一息です.代かきにつかうロータリーのハローをそろそろと思い点検にメーカーに出したところ、いきなり電話がかかってきて、
- ~さんのロータリーは、全幅が180cmあります.道交法の改正で、170cmまでは小型特殊でOKなんですが、180cmだと大型特殊免許が要ります.
- できる手段は、大型特殊免許を取ってもらうか、折り畳み式のハローで新規購入して道路走行時の幅を170cmに納めるか?です.
と言われてしまいました.ちなみに折り畳み式のハローを買うだけで最低で50数万円要るとの事.たった10cmのためにまさかこんな羽目に合うとは思いませんでしたが、決めない限りディラーに出した代かきロータリーはどうにも行き場を失ってしまい、来年の代かきも出来なくなります.
なので、この歳で教習所に通うことにしました.幸い従妹が地元の農業法人のオペレータを頼まれていて大型特殊を数年前に取っていたので話を聞くことができましたが、大型特殊はホイールローダーを操作して実地試験に合格しなければなりません.ホイールローダーは、丁度雪かきなんかでも使ったり、建設現場で土砂を運搬トラックに積み下ろしする重機です.
トラクタだけで、それにたった年に1回代かきをするだけなんですが、免許を取るのにそんな言い訳は通用しません.今4時間乗りました.以下が教習所にあるKOMATSUのWA100というホイールローダーです.
ともかく私の体力では運転席によじ登って、座席に座るだけで、息がつきます.ハンドルは左手だけで、ノブを回して操作します.右手は、バケットの操作なんですが、発着地点で教官に指示されるのを聞くのがせいぜいで、あとで思い出そうとしても忘れてしまっています.ちなみに、大型特殊の検定コースは2つあって、もちろん暗記していなければなりません.
ここにKOMATSUのWA100のYouTubeのビデオがありますね.
ああ、こんな状態であさっては最後の教習で、明々後日は検定試験です.こんな受かってくれるものなんでしょうか?